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Jw_cad ver8.25(2022.4.4) [バージョンアップ]

2022.4.4にJw_cadのVersion 8.25がリリースされました。
以下、変更点です。

・インストーラーの生成をInno Setup に変更
インストール画面が変わったのと、インストール時の指定でデスクトップにJw_cadのショートカットアイコンが作成できるようになりました。
jww825-01.jpg

・画像挿入から参照する画像ファイル(BMP、JPG、TIF等)をショートカットと置き換えても、参照先の画像を読みに行くようにした。
「画像編集」コマンドの「画像挿入」で、画像のショートカットを選択しても、本体の画像を選択した場合と同じ結果になります。
jww825-02.jpg
挿入する予定の複数の画像がぞれぞれ異なるフォルダーで管理されていて、その都度、「開く」ダイアログでフォルダーを辿っていくのは面倒だという場合、エクスプローラーから挿入する画像のショートカットをデスクトップなど1ヵ所に作成しておいて、画像挿入時はそのショートカットを選択するーという方法が取れます。

・SXF共通ライブラリをVer.3.30にアップデートした際に入れ替えた[common_lib.dll]と [common_lib_AP202.dll]を、Microsoft Visual C++ 2008 再頒布可能パッケージがなくても動作するようにした。
Microsoft Visual C++ 2008 再頒布可能パッケージをインストールしていないパソコンでSXFファイルが開けない・保存できないという現象が解消されました。

・外部変形等で lw lt が表れても、曲線指定を解除しないようにした(ly lg 空行では従前どおり曲線解除される)

・フォルダ名・ファイル名に「 -」が入っていると連続印刷できない現象を回避した。

・範囲選択のとき、右クリックで連続要素を選択したのち、追加(除外)範囲ボタンをクリックすると、左クリックが2回効かない現象を回避した。

・「線属性」ダイアログの「キャンセル」ボタンをクリックしても、キャンセルされず、選択した属性が反映されてしまう現象を回避した。

・円コマンドで扁平率の履歴が残らない現象を回避した。

・ブロック図形と曲線属性の図形が併存する図面でブロック編集をすると、図面内の曲線属性が解除されてしまう現象を回避した。
これは、図面内のブロックを編集をすると、そのブロックとは関係ない、同一図面内の曲線属性が解除されてしまう現象が解消されたということのようです。従来の曲線属性要素をブロック化をすると自動的に曲線属性がクリアされる仕様はそのままです。

・建具や線記号変形で、寸法図形をレイヤ指定しても、書込みレイヤになってしまう現象を回避した。

・図面にプリンター制御文字に相当する文字列が残っていた場合でも、DXF/SXFには出力しないようにした。

・印刷中にキーコマンドを抑止することによって、以下の現象を回避した。
 ・印刷時に【印刷中】の画面が表示されている最中にショートカットキー【範囲選択】Yを押すと異常終了する。
 ・印刷を実行した後に表示される「印刷中」ダイアログが消えるまでの間に何かしらのキーコマンドを送ると、印刷結果が一部縮小される。

・2線コマンドを選択して、途中でレイヤを変えた場合、書き始めの留線のみが2線コマンド選択時のレイヤに作図されてしまう現象を回避した。

・留線常駐で2線を書き終えたあと、2線コマンドを脱してからUndoすると、始点の留線だけが残る現象を回避した。

・『外部変形』の座標面積計算ファイル(ZAHYOU.BAT)を実行するとき、敷地名称や座標点番号追加文字に文字を入力すると画面左上に『未実行』と出て 面積計算に失敗する現象を回避した。

・2.5Dの「作図」ボタンをクリックする際、[Shift]+[Ctrl]キーを押しながら[作図]ボタンを左クリックすると 現在の書込みレイヤグループに元レイヤで作図される仕様だが、実際はアイソメの円以外は何も作図されない現象を回避した。

以上です。
Jw_cadの掲示板では、動作確認をされたヘビーユーザーさんからの不具合報告も上がってきてます。
バージョンアップをされる前に、それらもご確認ください。
バージョンアップ後に不具合が生じた際、ご自身で対処できそうもない方は、バージョンアップは、しばらく待つことをお勧めします。

※2022.4.10に修正版8.25aがリリースされています。

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